- 中国公共外交協会胡正踊副会長による公開講演
- August 13, 2019 | 16:00 to 18:00
2019年8月13日、韓国・ソウルにて中国公共外交協会の胡正踊(こ・せいやく)副会長による講演が、「地域協力と東北アジアの未来」というテーマにて行われました。外交官、研究者、記者、大学生などを含めた約80名が本公開講演に参加しました。
日中韓協力事務局の李鍾憲(イ・ジョンホン)事務局長は、開会の挨拶にて、「過去20年間多くの進歩があったが、変化する世界及び地域的状況は、将来の三国間協力に更なる不確実性と課題をもたらした」と指摘し、三国共同にての更なる努力が必要であると述べました。胡正踊副会長は、中国外務省の事務局長および次官補を務めた際の専門的な経験に基づいて、三国間協力と10 + 3協力の過去のプロセスを分析しました。
アジアにおける将来の地域協力について、胡氏は以下の内容を提案しました。1)三国が北東アジアの平和と安定を維持するための努力を惜しまない。 2)格差と紛争を適切に管理及び制御するために、二国間関係を統合する。 3)単独行動主義と保護主義に反対する。 4)「3 + X」のモダリティを通したより協調的なアプローチを探る。 5)三国間の人的交流をさらに強化する。
▲胡正踊副会長による公開講演