- 韓国-日本-中国オリンピックロード:シンポジウムと写真展
- June 04, 2018
TCSは2018年6月4日に韓国-日本-中国オリンピックロード:シンポジウムと写真展(Korea-Japan-China Olympic Road Photo Exhibition and Talk Concert Forum)を開催し、新設されたTCS国際会議ホールの開設式を執り行いました。本イベントは、2018年5月に開催された第7回日中韓サミットにおいて、三国の首脳が2018年から2022年にかけて韓国・平昌、日本・東京、中国・北京でリレー開催されるオリンピック・パラリンピックの重要性を強調したことを受けて、そのフォローアップ事業として開催されたものです。
国際会議ホールで行われた写真展では、平昌オリンピック・パラリンピック期間中に日中韓の選手団が競い合い、協力する姿を収めた83枚の写真が展示されました。また、サイドイベントとしてポッペラ(ポップ+オペラ)デュエット「HUE」とアカペラグループ「Maytree」の祝賀公演および伝統茶の試飲会が行われました。
シンポジウムには高官級の政府関係者や、著名な学者および記者、一般の人々を含め100名以上が出席しました。特に韓国外交部の朴銀夏(パク・ウナ)公共外交大使、長嶺安政駐韓日本大使、邱国洪(きゅう・こくこう)駐韓中国大使、曲歡(きょく・かん)韓中文化友好協会会長、金鐘錫(キム・ジュンソク)江原道民日報社長がオープニングセッションに参加し、三国協力の礎となる2018年平昌オリンピックの成功に基づき、オリンピック分野での三国協力の重要性を強調しました。
続いて行われたトーク・セッションでは、MBC放送の許一厚(ホ・イルフ)アナウンサーが司会を務め、パラリンピックのクロスカントリー韓国代表の申義賢(シン・ウィヒョン)選手、オリンピックのショートトラック韓国代表の林孝俊(イム・ヒョジュン)選手、パラリンピックのスキー金メダリスト大日方邦子選手、国際結婚をした徐曉明(じょ・ぎょうめい)カーリング中国代表選手と金志善(キム・ジソン)上海青少年カーリング協会監督が、逆境と困難を克服した個人的な体験や、オリンピック・パラリンピックで三国の選手が見せた素晴らしいスポーツマンシップなどに関して講演しました。パネルディスカッションでは、日中韓のオリンピック組織委員会のメンバーが、2018年平昌オリンピックで得た教訓と、来たる東京オリンピックおよび北京冬季オリンピックで、三国協力と持続可能な開発をさらに強化する方策について議論しました。
▲日中韓の選手によるコンサート