その他 10月11日付朝鮮日報記事に関して 2012-10-11

内容:10月11日付朝鮮日報に、「韓中日が協力すればEUに劣らぬ影響力も」と題するシン・ボンギル三国協力事務局事務局長へのインタビュー記事が掲載されましたが、文中に事実とは異なる箇所が数箇所散見されましたところ、該当箇所に関する事実関係は以下のとおりです。 

1.「各国の外務担当部署は基調講演の草案を用意しており、基調講演の演説者も直接交渉した」、「事実上、韓中日の政府が意見を交換する場」→本フォーラムは、有識者が三国協力について個人の立場で自由に知恵を出し合う場であり、三国の政府間協議でも政府の立場を意見交換する場でもない。各基調講演者は、本フォーラムの趣旨に賛同し、自身の判断として参加を決めたものである。例えば、日本については、外務省が作成した事実はない。 

2.「今年5月の韓中日首脳会議時に申事務局長は首脳たちと並んで座り、3カ国間の協力事業を報告した」→TCSの事務局長は、日中韓サミット(首脳会議)ではなく、日中韓外相会議の際に三国外相に三国協力の進捗状況を報告している。 

3.「3カ国間の閣僚級協議もTCSが主管している」→右記述は、TCSの役割について誤解を与えかねない表現である。いくつかの閣僚級会議について、TCSは事務局としてサポートを提供しているというのが事実である。