三国は科学の発展とイノベーションは経済発展を支え、未来志向の科学技術協力は共通の地域的課題を解決する助けになるとの認識を共有し、日中韓科学技術協力担当大臣会合を2007年に設立しました。同協議の下、水循環、防災、環境といった地球規模での課題や北東アジアでの関心事項を解決することを目的として、日中韓共同研究協力プログラムを実施しました。研究機関レベルでは、アジアにおける最先端の研究ハブを設立することを目的とした日中韓フォーサイト事業を通じて、三国は最前線の研究を進めるコンソーシアムとしての役割を果たしています。また、日中韓若手研究者ワークショップを開催し、新たな知識の創造や将来の協力において中心となる若手研究者の交流を促進しています。